内科とは
内科は、元来手術ではなく、薬で病気を治す医学領域ですが、現在は医学の進歩に伴い臓器別(消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、内分泌内科、脳神経内科、腎臓内科など)に細かく分かれ、薬だけでなく体を大きく切らずに行う手術(内視鏡手術やカテーテル手術)も手掛けるようになりました。
ただ臓器別に専門分化するほど、まだ診断のついていない病気への対応が難しくなることもあります。
最初にクリニックを訪れる方は、まだ診断がついておらず、漠然とした体調不良を訴えることも多いです。発熱であっても、風邪ウイルスが原因のことも、コロナウイルス、細菌が原因のこともありますし、感染症ではなく自己免疫疾患、癌が原因のこともあります。
当クリニックは、最初に患者様が受診する場として、幅広くの症状、体調不良に対応してまいります。
原因不明の体調不良も遠慮なく
どの診療科に行けばよいかわからない場合でも、原因不明の身体的な不調に悩まされている方も受診ください。どの診療科での診察が適切かを見分ける役割も担っています。体調不良の原因が特定できずに困っている場合もお気軽にご相談ください。
診察の結果、心臓や血管に関する異常が疑われるのであれば、ある程度当クリニックで専門的な内容まで詰めることができます。入院加療、高度な医療機器による検査や治療が必要と医師が判断した場合は、連携先である高次機能病院等を紹介いたします。
内科でよくみられる症状(例)
※発熱や咳のある方は、ご来院の前に一度受付までご連絡ください
- 風邪症状(発熱、咳、鼻水、喉の痛みなど)
- 発熱
- 咳
- 喘鳴
- 腹痛
- 便秘・下痢
- 吐き気、嘔吐
- 胸やけ
- 食欲不振
- 体重減少
- 頭痛
- 胸痛
- 立ちくらみ(めまいやふらつき)
- 動悸
- 息切れ
- むくみ(手足の腫れなど)
- 尿の異常(出にくい、頻尿、血が混じるなど)
- 発疹
- 疲労感 など
風邪症候群
一般的には上気道(鼻やのど)のウイルス感染によって引き起こされる病気です。風邪の主な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、頭痛、発熱などがあります。一般的には軽度の症状であり、数日から1週間程度で自然に回復することが多いです。
十分な休息を取り、水分を十分に摂取し、栄養を摂ることで多くは軽快します。受診された場合困っている症状を緩和する薬を処方します。症状が長引く場合や症状が悪化していく場合は、気管支炎、肺炎などに発展している場合もあり、治療介入が必要です。
腹痛
腹痛はさまざまな原因で起こります。消化器系の問題(例:胃炎、胃潰瘍、膵炎、腸炎、便秘、腸閉塞、機能性腸疾患、胆石症、胆嚢炎など)、泌尿器系の問題(例:膀胱炎、尿路結石、腎梗塞など)、婦人科の問題(例:月経痛、子宮内膜症、卵巣腫瘍捻転など)、循環器系の問題(例:心筋梗塞、大動脈瘤破裂など)、神経性の要因(ストレスや不安によるもの)などがあります。
発熱
令和5年5月より感染症法における新型コロナウイルスの取り扱いが5類へ変更となりました。しかしCOVID19は高齢者や基礎疾患をお持ちの方にとって依然リスクの高い感染症です。
当クリニックには高齢者や基礎疾患をお持ちの方が多く訪れますので、発熱、感染症が疑われる方は、通常の診察室とは別の部屋で診察する、待合室を別にするなどの院内感染対策を行います。皆さまのご協力をお願いいたします。
熱・のどの痛み・咳・鼻水などの風邪症状のある方は、受付、電話の際にお伝えください。